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手作り布マスクに最適な生地や相性の良い糸は?通気性などの特徴も調査!

ハンドメイド・DIY

夏も快適!敏感肌にも!手作り布マスクに最適な生地と相性の良い糸の紹介

手軽に不織布マスクが入手できるようになりましたが、敏感肌や花粉症など毎日マスクが手離せない方は、肌荒れが気になりますよね。

ウイルスが蔓延していると気にはとても役立つ不織布マスクですが、使い捨てだと最近話題になっているSDGsなど環境問題もあります。

我が家は全員アレルギー持ちなので、コスパ的にも布マスク作りが欠かせません。

こちらでは、夏も快適な手作り布マスクに最適な生地にはどういうものがあるのか?また、生地と相性の良いはどれなのか?について調べていきたいと思います。
 

 


 

夏も快適な定番マスク生地/麻(リネン)

夏のマスク素材、と聞いて一番に麻(リネン)が思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか?

通気・速乾性に優れ、夏にはピッタリといえます。

日本で出回っている「麻100%」の「麻」にはリネンとラミーの2種類ありますが、マスクに使う麻生地を選ぶ場合にはリネンの方がなめらかでチクチクしないようです。

リネンダブルガーゼというものもありますので、裏生地(口元に当たる方)に良さそうです。

最近ではラミーも加工の仕方により”チクチクしない”と書かれているものもあるようですので、確認してから選ぶのがおすすめです。

 
また、コットンリネン(綿麻)もリネン100%より柔らかく肌触りが良いのでおすすめですが、なるべく薄い生地を選ぶと暑苦しさが軽減されます。
 

麻は水分を含むと縮むという傾向にありますので、必ず水通し(断裁前に布をしばらく水に浸し、一度乾かしてから使う)をしましょう。

 

 

夏も快適なマスク生地/高島ちぢみ

高島ちぢみとは、「滋賀県高島市で作られる伝統的な織物」とのこと。

なんと江戸時代から作られているそう!

生地を織る際に凹凸を作り、肌への接触面を減らすことでサラッとした感触で吸湿性にも優れているそうです。

高温多湿な日本の風土に適した生地といえますね!
 

 

夏も快適なマスク生地/播州織(ばんしゅうおり)

こちらは「兵庫県西脇市を中心とした地域で生産される、先染めによる平織りが有名な織物」とのこと。

「先染め」とは糸を先に染めてから、様々な模様に織っていくことです。

色彩に富み、ショールなどにも使われるようで肌触りも素晴らしいようですね。

高品質なことから、海外のトップブランドの生地にも使われているそうです!

播州織で作られたマスクがこちらのサイトにたくさん出ていたので、組み合わせを参考にして作ってみても良いですね(^^)
 ↓
播州織の布マスク 播州織逸品展特別企画

 

 

夏も快適なマスク生地/リップル・サッカー

薄手で凹凸のあるリップルやサッカー生地。浴衣や甚平などで使われる生地ですね。

こちらも肌に当たる面積が小さいのでおすすめです。

リップルとサッカーの違いですが、アルカリ性の溶液を使って凹凸を出すものがリップル、糸の収縮率を活かして凹凸を出すものがサッカーになります。


 

夏も快適な接触冷感・涼感のマスク生地/冷感・涼感ダブルガーゼ

マスクの定番といえばダブルガーゼですが、冷感・涼感加工を施された生地もたくさん出回っています。

通常のダブルガーゼにキシリトールなど爽快感のある成分を繊維に含ませてあるようです。

 

夏も快適な接触冷感・涼感のマスク生地/クールマックス

最近よく目にするクールマックス。

アメリカのライクラ社(LYCRA)が開発した商品で、綿素材の5倍の速さで汗を吸収&蒸散し、いつもドライな生地!

スポーツウェアにも多く採用されている、というのも納得ですね。

速乾性にも優れていて陰干しですぐに乾くそう。お手入れも簡単とのことで気になります♪
 

 

夏も快適な接触冷感・涼感のマスク生地/アイスコットン

スイスのスポリー社が開発した特殊紡績技術を使い、天然素材である綿で接触冷感を実現した生地。

名前だけ見ると化学繊維が入っているように感じますが、綿なんですね!

生地自体が冷たいのではなく、肌から熱を奪う接触冷感素材になっているようです。

アイスコットン生地は、色落ちしやすいとの情報もありますので確認してみてくださいね。
 

 

夏も快適な接触冷感・涼感のマスク生地/水着素材

水着やレオタードに使われる伸縮性のある生地も気になります。

耐久性、伸縮性、速乾性のある、ハイテンションニットやスパンデックスといった生地になるようです。

材質としてはナイロンやポリエステルにポリウレタンが混ざったものが多いようですね。
 

 

マスク生地と糸の相性は?

マスク作りに欠かせないもう一つの材料、糸。

基本的に薄い生地には細い糸。厚手の生地には太い糸を合わせます。

糸には太さの番号が付いていて、番号が大きくなるほど細くなります。

生地番号・番手(太さ)
厚地30番(太い)
普通地60番
薄地90番(細い)

ミシンでマスクを縫う場合は、普通地用のポリエステル糸 60番(#60)で問題ないかと思います。

60番ですと100均でも手に入ります。

こちらで紹介した生地は、特にこだわりがない場合はこの糸で問題ないかと思います。
 

↓ミシン糸
シャッペスパンミシン糸 60番 700m 大巻 普通地用 ミシン糸 白 黒 生成 グレー ページ1 フジックス FUJIX 家庭用ミシン糸 60番手 水色
参考:楽天市場
 

手縫いの場合は、手縫い用の糸を使いましょう!ミシン糸と手縫い糸では糸のより方(ねじり方)が異なるため、糸が途中で絡みやすくなってしまいます。

水着素材のように伸縮性のあるニット生地はニット用の糸がありますので、そちらを使いましょう。

 ※ニット素材は縫うのが難しく初心者にはおススメしません!
 

生地の色と糸の色を合わせることもお忘れなく(^^)
 

↓手縫い糸
日本紐釦貿易(Nippon Chuko) 横田 ダルマ 家庭糸 手縫い糸 30番手 細口 「ベーシックカラー」5色入セット FDRS
参考:楽天市場
 

ミシン糸はメール便で送ることができない店舗が多いですので、お近くの100均や手芸店で買った方がお得かもしれません。

生地などとまとめて購入する場合は送料が無料になる場合もありますし、生地と糸の色の相性が記載されている店舗もありますので活用されても良いと思います。
 

手作り布マスクに最適な生地と相性の良い糸/まとめ

 

  • 薄手で通気性が良く、肌当たりの良い生地を選ぶ
  • 伸縮性のある生地は中上級者向け
  • 夏は涼しい色合いを選ぶのもおススメ!
  • 新素材も続々出てきていますので、チェック!
  • 初心者さんはミシン糸の場合、60番ポリエステル糸でOK
  • 手縫い糸は一般的なものでOK
  • 糸は生地の色に合わせたものを使う

いかがでしたか?

夏におすすめの生地、意外とたくさんありますね(^^;)

暑い季節のマスクは鬱陶しいですが、マナーとして着けることが当たり前になった今、なるべく快適なものを身に着けたいものです♪
 

マスクをしていると喉の渇きに鈍くなるといわれているので、熱中症対策に水分補給も気を付けましょう!
呼吸も浅くなりがちですので、意識してしてみましょう。

 


 

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